産業医を探すなら紹介会社!?名産業医がみつかる探し方3つの極意!
「職場環境を整えよう!」
「社員の健康管理を徹底しよう!」
近年、こういった「働き方改革」が日本企業のトレンドになっています。
企業が健全に発展し続けるためのエンジンともいえる快適な職場環境や社員の健康。このような「社員が活躍できる環境づくり」に企業が従事するのは当たり前のことですが、日本企業ではこういった「生産性を生む仕組み」がないがしろにされていた時期がありました。
そこで導入されたのが産業医です。
産業医を企業で最大限活用するためには、産業医と企業のマッチングが何より重要なのですが、
「どうやって産業医を探せばいいのかわからない」
「もっと良い産業医はいないかな」
そんなお悩みを抱える人事担当者の方に読んでいただきたい記事です。
・産業医の選び方や探し方
・産業医紹介会社を選ぶ際のコツ
・おすすめの産業医紹介会社
ぜひ最後まで読み、産業医についてのお悩みをスッキリさせてください!
【目次】
目次
1.産業医とは?
1-1.産業医の主な業務7つ
1-2.産業医の選任義務
1-3.嘱託と専属の違い
1-4.産業医報酬相場
2.良い産業医の選び方、探し方
2-1.産業医の選び方
2-2.目的に合った産業医を選任する
2-3.産業医の探し方
3.失敗しない!産業医紹介会社の選び方
3-1.産業医紹介会社を使うメリット
3-2.産業医紹介会社の選び方~3つの極意~
3-3.激選!おすすめの産業医紹介会社
4.おわりに
当サイトのおすすめ産業医紹介サービスはコチラから
1.産業医とは?
そもそも産業医って何?という方のために説明しておくと、
産業医とは、「労働者の健康管理等について、専門的な立場から指導・助言を行う医師のこと」です。
では、企業は産業医にどのような業務を依頼することができるのでしょうか?
1-1.産業医の主な業務7つ
産業医の業務は大きく分けて7つあります。
- 労働環境や健康増進の指導
- 就労制限、就労上の配慮や就労可否の判断
- 病気と業務の関連性の判断
- 休職・復職判定
- ストレスチェックの実施
- 衛生委員会、安全衛生委員会への参加
- 職場巡視
このように産業医は一般的な医師と異なり、医療行為は行いません。
医師の視点から、企業や労働者に対して中立的な立場で健康管理や職場環境への指導、助言を行います。
1-2.産業医の選任義務
労働安全衛生法により、一定の規模の事業所(※①)には産業医の選任義務があります。
事業所の人数が50人を超えると選任義務が発生します。
事業所の人数 |
産業医人数 |
50人未満 |
産業医の選任義務はなし |
50~499人 |
嘱託産業医1名 |
500人~999人 |
嘱託産業医1名 ただし有害業務(※②)の場合は専属産業医1名 |
1,000人~3,000人 |
専属産業医1名 |
3,001人以上 |
専属産業医2名 |
※①同じ場所で関連する組織的な作業をできる場所の単位。支店、支社、店舗ごとに1事業所カウント
※②危険な物質や、危険な機械を扱う、振動、酸素欠乏、高温・寒冷、異常気圧、粉塵、有害化学物質、有害電離放射線などの労働の環境や状況が危ないもの
上記の条件を満たしてから、14日以内に産業医の選任報告書を所轄労働基準監督署長に提出しなければなりません。これを守らないと労働安全衛生法違反となり、50万以下の罰金対象になるので気を付けましょう!
1-3.嘱託と専属の違い
産業医は嘱託と専属の2つに分かれます。
嘱託産業医:嘱託産業医は、普段は病院などで働いており、月に1~数回・1回数時間、会社に訪問をする産業医です。
専属産業医:専属産業医は、その事業場に専属の産業医で、週四日の勤務が一般的です。
事業所の人数において雇うべき産業医の形態が変わるので注意しましょう!
1-4.産業医報酬相場
そしてやはり一番気になるのが金額ですよね。産業医の報酬相場はどの程度なのでしょうか。
勤務時間や経験によって変動はありますが、平均的な相場はこのようになっています。
嘱託産業医:月1回の会社への訪問で5~10万円。
専属産業医:週4日勤務した場合、年間で1,000万~1,500万円程度。
専属産業医の場合、週1日は研究にあてたいという希望の先生が多いことから週4日の勤務が一般的になっています。
2.良い産業医の選び方、探し方
産業医と企業のマッチングが一番重要!と冒頭でも述べましたが、マッチングがうまくいかないと
「産業医を雇ったはいいけど機能していない」
「社員とトラブルを起こした」
こんな失敗につながってしまいます。
会社の経費で雇った産業医がミスマッチ!なんて大失態を避けるために、
この章では、良い産業医の選び方と探し方について解説します!
2-1.産業医の選び方
産業医を選ぶ際に、まず決めたいのは産業医に何を求めるのかです。
産業医に求める目的は大きく分けて4つに分けられます。
①法令順守
(例)そろそろ事業所の人数が50人を超えそうだが、今のところ残業時間もコントロールできており、従業員満足度も高い。まずは、法的に問題にならないよう産業医を雇っておきたい。
②健康管理
(例)最近社員の病欠や遅刻が目立つようになった。残業時間もなかなか減らない。健康診断のフォローアップを中心に、従業員へ生活習慣の改善を指導してくれるような先生がよい。
③過重労働管理
(例)残業時間80時間を超える社員がいる。何度言っても働き方を変えようとしない。産業医に何とか改善をお願いしたい。
(例) 社員の残業時間を減らすよう上司に言われたが、どのような仕組みを作ったらいいのかわからない。
④メンタルヘルスケア
(例)うつ病と診断された社員がいる。本人は「復帰したい」と言い張るが、あきらかに休職が必要な状態。メンタル不調者に対応できる産業医を雇いたい。
2-2.目的に合った産業医を選任する
産業医に求める目的が決まったら、
①法令順守②健康管理③過重労働管理④メンタルヘルスケアの目的ごとに見合った
産業医の条件を具体化させましょう!
例えば、
①法令順守が目的であれば、コスト最優先になりますし、
②健康管理が目的であれば、生活習慣病に知識と経験のある内科医の先生が向いています。
③過重労働管理が目的であれば、会社経営にも知識があり、社員と企業の双方に理解のある先生がいいですし、
④メンタルヘルスケアが目的であれば、精神疾患に知識と経験のある先生が必要になります。
このように、産業医に求める目的を絞ったら、その目的に見合った条件を具体化させていきましょう!
2-3.産業医の探し方
産業医の探し方は主に5つあります。
- 産業医紹介会社に紹介してもらう
- 地域医師会に相談する
- 健康診断を行う健診機関に相談する
- 社員の人脈で見つける
- 健保組合から紹介してもらう
おすすめの産業医の探し方は産業医紹介会社を使うことです!
その理由については次の章で詳しく解説します。
3.失敗しない!産業医紹介会社の選び方
おすすめの産業医の探し方は紹介会社を使うこと!と述べましたが、なぜでしょうか。
産業医紹介会社を使うメリットを解説します。
3-1.産業医紹介会社を使うメリット
産業医紹介会社を使うメリットは5つあります。
①多くの登録産業医から紹介
多くの産業医が登録している紹介会社を使うことで事業所の規模や希望に合った産業医が紹介されます。
紹介会社により規模は様々ですが、およそ100名~10万人の登録産業医の中から選択することができます!
②コンサルタントに相談できる
企業経営に詳しいコンサルタントに相談することで、自社の課題やリスクにマッチした産業医を紹介してもらえます。
③料金が明確
料金体系が明確なので、安心して依頼することができます。
また、他の紹介会社との比較検討がしやすいのも利点ですね。
④雇用条件の交渉を任せられる
人材募集から面接調整、契約手続きなどの面倒な採用手続きを一括して紹介会社に任せることができます。
⑤選任後のサポートサービス
成功報酬型や女性医師の紹介、医師の交換が無料など、紹介会社ごとに様々なサービスを提供しているので、自社の求めるサービスがあるかどうかを確認しましょう。
3-2.産業医紹介会社の選び方~3つの極意~
そうはいっても、「紹介会社が沢山ありすぎて選べない」「どうしても失敗したくない!」と悩んじゃいますよね。
そこで、今回は産業医紹介会社の選び方に関するコツを3つ教えちゃいます!
①対応地域
近年産業医不足が深刻になってきています。依頼する紹介会社が自社の地域に対応しているかをまず確認しましょう。
②登録産業医数
当たり前ですが、産業医の選択肢が多いほどマッチング率は向上します。できるだけ登録産業医が多い紹介会社を選びましょう。紹介会社により100名~10万人規模と様々ですが、登録産業医数が少なすぎる会社は気を付けましょう!
③自社の課題にマッチング可能か
紹介会社によって、精神科医や女性医師の紹介有無が異なります。
自社の課題にマッチングする医師が紹介可能かどうか検討しましょう。
以下におすすめの産業医紹介会社を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
3-3.激選!おすすめの産業医紹介会社
紹介会社 |
紹介可能人数 |
女医 |
対応エリア |
チェンジ可否 |
嘱託産業医の料金 |
その他特徴 |
産業医クラウド(avenir産業医) |
15万人以上 |
可能 |
全国 |
無料 |
150名以下 |
メンタルヘルスケアに対応 |
Carely産業医 |
要問合せ |
可能 |
要問合せ |
無料 |
5,5000円(税込)(1h) |
IT企業に特化 |
ドクタートラスト |
2500人以上 |
可能 |
全国 |
原則不可 |
50名以上 |
13年続く老舗 |
産業医クラウド(avenir産業医)
「休職は予防できる」というスローガンを掲げている産業医クラウド(avenir産業医)。
面接合格率20パーセント未満という厳しい基準を設け、メンタルヘルスケアに特化した産業医のプロを提供しています。
特徴・全国の産業医グループだから安心・メンタルヘルス対応している
Carely産業医
IT企業を中心として100社以上の企業に産業医の立場からアドバイスをしてきた現役医師の山田氏が代表を務める産業医紹介会社です。IT企業の働き方を理解した産業医が様々なサポートを提供します。
特徴・代表の山田氏が現役産業医・リモートワークや在宅勤務の従業員への適応可能・休職者のためのルールブック提供
ドクタートラスト
登録産業医2500名以上、契約事業所2800件以上、お客様満足度97%という安心実績をもつドクタートラスト。
登録医の多くが大手企業の勤務経験ありという点も大きな特徴です。
特徴・平成16年から続く老舗会社だから安心・web受験できるストレスチェック実施サポート
4.おわりに
企業の健全な発展に欠かせない存在である産業医。
企業により雇う目的や、条件はそれぞれ異なるため、ミスマッチが起こりやすいのも現状です。
そんなトラブルを避けるために、
- 産業医を雇う目的を明確にする
- 産業医へ求める条件を具体化する
これらのポイントを抑えつつ、産業医紹介会社を賢く利用して、
企業の課題に見合った良い産業医を見つけましょう!
おすすめの特集ページはこちら
産業医クラウド (avenir産業医) |
Mステージ | エリクシア | First call | さんぎょうい株式会社 | |
株式公開 | 東証グロース ※親会社の株式会社メンタル |
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初期費用 | 無料 | 11万円 | 無料 | 11万円 | 無料 |
月額費用 | 33,000円 (税抜30,000円) |
訪問しない月:22,000円(税抜20,000円) 訪問する月:55,000円(税抜50,000円) |
110,000円 (税抜100,000円) |
オンライン産業医面談・ firstcall健康相談+ ストレスチェック 44,000円 (税抜40,000円) |
88,000円 (税抜80,000円) |
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1700以上の事業場 | 公式サイト記載なし | 670以上の事業場 | 900以上の事業場 |
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産業医面談 健康メール相談 ストレスチェック メンタルケア診断 ハラスメントホットライン 専門医カウンセリング メンタルケア研修 |
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