産業医紹介サービスおすすめガイド 規模の大きい企業が知っておくべき産業医紹介サービス
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規模の大きな企業(以下、大企業)は産業保健について、かなり充実した制度・仕組みづくりを行っているところが多いでしょう。

しかし、「現在お願いしている産業医から変更したい…」と考えることもあると思います。また、組織が大きいために全社員に健康経営の考え方が浸透しきっていないなど、大企業ならではのお悩みもあるはずです。

この記事では、産業医の乗り換えはどのように行っていくのか、次に選びたい大企業に適した産業医を紹介しています。

この記事でわかること

・産業医の基礎知識
・大企業が産業医を選ぶ際に押さえておきたいポイント
・産業医の乗り換えについて
・大企業におすすめの産業医紹介サービス

 

【目次】

目次

1.大企業の産業医選任義務
 1-1.雇うべき産業医の種類と人数
 1-2.雇う際のコスト
2.大企業の人事担当者が押さえておきたいポイント
 2-1.大企業に適した産業医はどんな人?
 2-2.企業側が行うべき努力とは
3.産業医を変更したい!乗り換えの方法とは
 3-1.こんな時は産業医の乗り換えを
 3-2.解任&選任の手続き
4.おすすめの産業医紹介サービス
 4-1.産業医クラウド(avenir産業医)
 4-2.エリクシア
 4-3.M3 CAREER
 4-4.ドクタートラスト
 4-5.Carely産業医
5.最後に

1.大企業の産業医選任義務

産業医については、労働安全衛生法でその多くが定められています。
産業医の選任は従業員が50人になった時から、つまり大企業には産業医がもういるはずです。ここでは簡単に企業が果たさなければならない産業医の選任義務についてまとめます。

1-1.雇うべき産業医の種類と人数

産業医には、従業員と同様その事業場で勤務する専属産業医と、普段は医師としての業務を行い月1回企業を訪問する嘱託産業医2種類がいます。

従業員数 産業医
~499人 1名以上(専属/嘱託産業医)
500~999人 1名以上(専属/嘱託産業医)
※有害物質を取り扱う場合は専属に限る
1000~3000人 専属産業医1名以上
3001人~ 専属産業医2名以上

 

上記は法律で定められた選任方法ですが、近年「統括産業医」という産業医が増えています。活動方針の明確化・活動基準の策定・産業保健スタッフの配置・意思疎通などを企業全体で行うための総括的な産業医のことをそう呼んでいます。

統括産業医が現れた背景には、企業統治のあり方の変化があります。大企業の全国展開や、部門の子会社化、子会社による海外事業展開などが進み、グループ全体での整合性の取れた産業保健活動が必要になってきました。本社の専属産業医がこの統括産業医になることが多いようです。

本社だけではなく全国にある営業・サービス・製造の全事業所や、グループ子会社全体の産業保健活動をまとめ、リードしていきたい場合はこの統括産業医を設置すると良いでしょう。

1-2.雇う際のコスト

専属産業医・嘱託産業医の違いとしては、コストも挙げられます。専属産業医は1週間当たりの勤務日数で、嘱託産業医は従業員数で費用が変わります。

費用相場

専属産業医…年間10001500万円前後(週34日勤務の場合)
嘱託産業医…月間20万円前後(従業員500人前後の場合)

 

統括産業医の費用相場は不明ですが、その業務内容から専属産業医よりも高くなることは間違いないでしょう。

2.大企業の人事担当者が押さえておきたいポイント

それでは産業医を雇う際に人事担当者が押さえておきたい点はなんでしょうか?ここでは大企業ならではの産業医に求めたい能力と、企業側が行うべき努力を解説します。

2-1.大企業に適した産業医はどんな人?

ずばり、以下の3つの点に着目するとよいでしょう。

ポイント 詳細
従業員一人一人をしっかりサポート 大企業は産業医と一人一人の関わりが薄くなってしまいがち。そのため、産業医がそれぞれに対してしっかりと対応でき、また周りの担当者(紹介会社のスタッフや人事担当者など)がそれをサポートできる体制が整っているといい。
風土や経営理念に理解がある 企業の情報把握だけではなく、風土や経営理念についての理解がある産業医であれば、その企業に適した指導やアドバイスが可能。
経営者への働きかけ スムーズに産業保健活動を行うには経営者の理解が非常に重要。経営者や現場の管理職の方がメンタルヘルス対策に対する理解がなければ、その点から改善する必要があります。生産性や効率を重視する企業はこの傾向がある。経営陣にも働きかけてもらえる産業医や、管理職に向けた研修を行ってくれる産業医紹介会社などが適している。

 

2-2.企業側が行うべき努力とは

全てを産業医に任せるだけではなく、人事担当者も動かなければ、産業医を選任した意味がありません。以下は近年産業医に関して問題となっているケースです。現状がこうなっていないか、ならないように対策を講じているかを考えながら見てみましょう。

①産業保健に対する「意識」と「実態」

実際に行われた従業員300人以上の企業の人事向けアンケートで、約70%が「産業医は役割を果たせている」と答えていたものの、約半数の企業が「産業医の職場巡視を行っていない」と回答していました。つまり、人事担当者の中でも産業保健に対する「意識」と「実態」に乖離があることがわかります。産業保健や産業医についての知識を正しく身に付け、周知するように努める必要があります。

②ブラック産業医

最近は「ブラック産業医」という、企業の言いなりになって不当に従業員を解雇する産業医も存在します。面談に来たある社員に対して産業医が退職、もしくは一時休職を勧めます。そして休職した場合は復職を認めずに休職期間満了で自動退職にしてしまうという事例です。これは「不当リストラ」とも呼ばれています。近年はこのブラック産業医に関して訴訟問題にも発展しているケースがありますので、未然に防ぐためにも信頼できる産業医を選びましょう。

3.産業医を変更したい!乗り換えの方法とは

産業医は変更することができます。ここではよくある産業医の変更ケースや解任の手続き方法を見ていきましょう。

3-1.こんな時は産業医の乗り換えを

以下があてはまったら、産業医の変更を考えるべきでしょう。産業医紹介サービスの中には、無料で産業医の変更に応じてくれるところもあるので、一度確認してみるといいですね。

こんな時は…

・産業医が業務内容を把握していない
  例)毎月訪問してくれない、ストレスチェックを実施してくれない
・アルバイト感覚で業務をこなしている
  例)衛生委員会に全く参加しない、アドバイスが適当等
・専門の点で、メンタルヘルス問題に対応しにくい
・産業医が忙しくなり、日程調整や急な対応が難しい
・従業員や経営者と相性が合わない
・複数の事業所の各産業医を一元管理したい
・新型コロナの対策をしたいのに産業医が協力的ではない

 

3-2.解任&選任の手続き

労働基準監督署に届け出る

現在の産業医を解任してから14日以内に必要な書類の作成・提出を済ませる必要があります。(14日を過ぎた場合は罰金が法律で定められています。)

~必要な書類~

  • 産業医選任報告書
  • (次の産業医の)医師免許証のコピー
  • (次の産業医の)産業医認定書か労働衛生コンサルタント登録書のコピー

産業医選任報告書について

解任する産業医の氏名と辞任・解任年月日を記入し、次の産業医の氏名と生年月日、選任時期を記入する必要があります。つまり、次の産業医を選任しないと前の産業医を解任できません。

そのため、産業医を変更したいと考え始めたならすぐに新しい産業医を探すべきなのです。

4.おすすめの産業医紹介サービス

それではどのような産業医を選べばいいのでしょうか?実際に一人一人と会って自分で考えるのは大変なので、それぞれの企業に合った産業医をアサインしてもらえる産業医紹介サービスに任せるといいでしょう。

4-1.産業医クラウド(avenir産業医)

 

産業医クラウド(avenir産業医)は、契約前に産業医と面談をすることができます。回数に決まりはなく、満足した産業医と出会えるまで何人でも面談が可能です。そうして納得した産業医を雇うことができますし、万が一選任後に「産業医と合わない…」となってしまった場合でも、無料で産業医の変更が可能です。

また多店舗・多事業所での産業医斡旋も対応してくれます。大企業であれば非常にありがたいですね。

そして社内講話も実施してもらえます。講話のテーマに応じて各分野でプロフェッショナルな産業医がアサインされますし、社員一人一人への関わりが減ってしまう大企業だからこそ、このようなセミナーが大切です。産業保健が全社員へと浸透してほしい、という思いも叶えてくれます。

産業医クラウド(avenir産業医)公式サイトはこちら

4-2.エリクシア

エリクシアでは、嘱託産業医サービス以外にも、統括産業医サービスがあります。産業医に人事コンサルティングの要素を加え、本社主導でリスク管理&運営しやすい従業員ケアの策定~運営をサポートします。拠点ごとに異なっていた衛生管理体制の統一化・本社主導で従業員ケア及び産業医の対応をコントロールといったことを目指している場合は検討してみるといいでしょう。

別途費用が掛かりますが、オプションの研修サービス「ココロラーニング」では、セルフケア・ラインケア・メンタルヘルス研修・マネジメント研修などをWEB上で行うことができます。

エリクシア公式サイトはこちら

4-3.M3 CAREER

M3 CAREERは、29万人以上の医師会員がいるm3.comという医療情報サイトを通じて医師にアプローチすることができます。そのため企業の要望にピッタリな産業医を紹介できます。

さらに業務内容・経験・地域・得意分野・報酬・年齢・性別などを指定するだけではなく、英語でコミュニケーションが取れる医師も在籍(英語対応)しています。外資系企業など外国人従業員が多くいらっしゃる企業でも安心して産業医を選任することができます。

M3 CAREER公式サイトはこちら

4-4.ドクタートラスト

一部上場企業・官公庁を中心に、様々な業種に産業医を導入している実績があります。そして導入企業の満足度は97%と、評判の良い紹介サービスです。

またドクタートラストの特徴は、「面接採用」のシステムをとっていることです。産業医がまずはエントリーされ(都市部であれば20~50人程度)、その中で貴社で書類選考をしていきます。残った2~3名の産業医と面接を行って雇う産業医を決めていきます。日程調整はドクタートラストが行ってくれますので、簡単に貴社に合った産業医を決めることができます。

ドクタートラスト公式サイトはこちら

4-5.Carely産業医

Carely産業医はIT企業専門の産業医紹介サービスです。IT企業特有の健康問題に代表されるのは、やはりメンタル不調です。こちらの産業医は、IT企業の働き方を理解し、IT企業に特化した実務スキルとメンタルヘルスへの対応方法を身に付けています。エンジニア・デザイナー等の働き方にも知識があり、過重労働者を発見して労務リスクを軽減していくことにも長けています。また産業医の変更も無料で対応できます。

IT企業の人事担当者の方は一度問い合わせてみるといいでしょう。

Carely産業医公式サイトはこちら

5.最後に

この記事では大企業ならではの産業医との選び方・付き合い方、そして産業医の乗り換えについて解説しました。このように必ずしも産業医を解任することは悪いことではないのです。時には企業のためにも思い切った決断は必要でしょう。

解任するには次の産業医が決まっている必要があります。産業医を変えようかな…と迷ったらまず産業医紹介サービスに問い合わせましょう!

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会社は規模に応じて産業医を雇う義務が発生しますが、気になるのが費用について。 特に、以下のような点は人事や労務の方には気になるところです。 「産業医を雇うものの、報酬以外にどんな費用がかかるのか気になる。」 「産業医はどんな風に自社の役にたつのか?」 「カウンセリングと産業医面談について会社と労働者でどんな準備が必要?」 近年働き方改革で職場のワークライフバランスの向上が求められていますが、産業医と上手く付き合うことがトラブルの火元を消すことにも繋がります。 この記事では、産業医の役割と実務、発生しうるトラブルを解説した上で、以下について5つのポイントで紹介しています。 この記事を読んでわかること ・産業医関連の費用について ・どのように産業医と付き合えば従業員の満足度を上げられるか   産業医クラウド (avenir産業医) Mステージ エリクシア First call さんぎょうい株式会社 株式公開 東証グロース※親会社の株式会社メンタルヘルステクノロジーズ - - 東証プライム - 初期費用 無料 11万円 無料 11万円 無料 月額費用 33,000円 (税抜30,000円) 訪問しない月:22,000円(税抜20,000円) 訪問する月:55,000円(税抜50,000円) 110,000円 (税抜100,000円) オンライン産業医面談・ firstcall健康相談+ ストレスチェック 44,000円 (税抜40,000円) 88,000円 (税抜80,000円) 導入事業場数 10,000以上事業場 1700以上の事業場 公式サイト記載なし 670以上の事業場 900以上の事業場 オンライン 対応項目 産業医面談 健康メール相談 ストレスチェック メンタルケア診断 ハラスメントホットライン 専門医カウンセリング メンタルケア研修 産業医面談 衛生委員会 健康教育 産業医との調整 定期健診の進捗管理 産業医面談 衛生委員会 ストレスチェック メンタルヘルス研修 マネジメント研修 健康相談 ストレスチェック 産業医面談 産業医面談 キャリアコンサルタント面談 セミナー 特徴 メンタルヘルス対策を最も得意とし、テレワークの働き方にも対応。解約率1%未満と安心の実績。 医師紹介の実績は17年。クラウド管理システム「エムコネクト」で人事業務の効率アップ。 担当産業医をはじめとした様々な専門家がチームとなり、課題解決まで実施。迅速な対応も強み。 オンラインでの面談を実施。匿名でいつでも医師に相談ができるチャットサービスも提供。 担当コーディネーターが全てを調整しトラブルを防ぐ。適切かつ細やかなサポートが望める。 公式サイト 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる   目次 1.産業医の役割  1-1.産業医の役割と法的拘束力  1-2.カウンセラーと何が違うのか 2.業務の流れ・産業医と労働者の関係図 3.産業医諸費用一覧ガイド  3-1.ストレスチェック  3-2.健康診断  3-3.産業医面談 4.産業医あるあるクエスチョン  4-1.労使間費用トラブル~どこから個人負担なの~  4-2.使用者vs産業医トラブル  4-3.どこまで産業医にお任せできる? 5.産業医と働き方改革  5-1.産業医との上手な付き合い方  5-2.産業医と作る働き方改革 6.おすすめの産業医紹介サービス 7.まとめ 1.産業医の役割   産業医は一般的な医師とは異なる、役割と法的拘束力を持ちます。 2018年の労働安全法改正により、産業医の役割も法的な職務提供から職場の課題解決を目指したものに変化しました。 まずは産業医の役割からみていきましょう。 1-1.産業医の役割と法的拘束力 産業医とは、労働者が健康で快適な作業環境のもとで仕事が行えるよう、専門的立場から指導・助言を行う医師のことをいいます。通常の医師とは違い、産業医は診断や処方をすることはなく、必要と判断した場合、産業医から医療機関を紹介したり、休業や復職などの判断をします。 具体的な産業医の業務 ・労働環境や健康増進に対する指導 ・就労制限、就労上の配慮や就労可否の判断 ・病気と業務の関連性の判断 ・企業に対しての勧告 ・休職、復職判定など   産業医は直接的に医療行為を行うのではなく、企業にとっても、労働者にとっても気軽に相談できる会社のかかりつけ医としての役割を担っています。 ≫≫もっと具体的に知りたい方はこちらのページが参考になります。 また産業医は業務に関して4つの法的拘束力を持ちます。具体例と共に確認していきましょう。 ①産業医の勧告権 産業医の立場から見て、職場改善が必要であれば事業主に対して勧告を行います。(※1) もし産業医に労働環境が不適切だと判断されたら、検討しなければいけません。 そして事業者は、産業医勧告の内容と実際の措置(措置をしない場合はその理由)を記録し3年間保存に加え、衛生委員会や安全衛生委員会に、勧告の内容とそれに対する措置の内容を報告する必要があります。  ※1:改正安衛法第13条第6項、改正安衛則第14条の3第3項、第4項「事業者は勧告を尊重し、勧告を受けたときは、その内容を衛生委員会や安全衛生委員会に報告しなければならない」に準ずる ②産業医に対する情報提供義務 次に産業医は、衛生委員会や安全衛生委員会に対して必要な調査審議を求めることができます。(※2) 例えば、「会社の飲酒率を調べてください」という産業医からの求めがあれば、事業者や衛生委員会などは調べて報告しないといけません。 ※2:改正安衛法第14条第3項「産業医を選任した事業者は、産業医に対し、厚生労働省令で定めるところにより、労働者の労働時間に関する情報その他の産業医が労働者の健康管理等を適切に行うために必要な情報として厚生労働省令で定めるものを提供しなければならない。」「産業医は、第一項各号に掲げる事項について、総括安全衛生管理者に対して勧告し、又は衛生管理者に対して指導し、若しくは助言することができる。」に準ずる ③産業医の業務内容・相談方法を周知する義務 産業医の業務内容・健康相談を申し出る方法も企業に周知します。(※3) つまり、産業医は過重労働面接や健診以外でも、いつでも健康相談にのってくれるということを開示する必要があるのです。これは、過労死や過労自殺を防ぐためです。 ※3:改正安衛法第101条第2項、第3項、改正安衛則第98条の第1項、第2項「産業医を選任した事業者は、その事業場における産業医の業務の内容その他の産業医の業務に関する事項について厚生労働省令で定めるものを、常時各作業場の見やすい場所に掲示し、又は備え付けることその他の厚生労働省令で定める方法により、労働者に周知させなければならない。」に準ずる ④産業医の定期巡視権限 産業医は事業所を月1回巡視する義務があり、事業所はそれを断ってはいけません(※4)ちなみに下記のような情報を把握している場合は、産業医が2か月に1度の巡視でもよいとされてます。 ア:衛生管理者が少なくとも毎週1回行う作業場等の巡視の結果 ・ 巡視を行った衛生管理者の氏名、巡視の日時、巡視した場所 ・ 巡視を行った衛生管理者が「設備、作業方法又は衛生状態に有害のおそれがあるとき」と判断した場合における有害事項及び講じた措置の内容 ・ ...

Avenirの産業医紹介サービス「産業医クラウド」の評判とは?

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Avenirの産業医紹介サービス 「産業医クラウド」の評判とは? この記事では、 株式会社Avenir(アヴェニール)が展開している 産業医紹介サービス「産業医クラウド」 の評判について解説します。 株式会社Avenirは、 「株式会社メンタルヘルステクノロジーズ」 を親会社にもち産業医事業を展開する企業として 日本の健康経営促進を牽引しています。 Avenirは自社のサービスとして 産業医紹介サービス「産業医クラウド」 産業保健師サービス「保健師クラウド」 医師キャリア支援サービス「ドクターズキャリア」 健康管理システム「健診クラウド」 など様々なサービスを展開して、 多面的に企業のメンタルケアをサポートしています。 そんなAvenirの評判や口コミ、サービス概要、 特徴などを紹介しますので、 Avenirと取り組むべきかお悩みの担当者様は ぜひこの記事を参考にして下さい! なお、本記事を掲載するにあたって調査した内容は こちらのページを参照して下さい。 https://sangyoui-guide.com/avenir/ Avenirとは? Avenirは自社の実績や強みを公式サイトで公開しており、 その内容は以下のとおりです(*1)。 産業医登録数1,549名 導入実績10,000事業場以上 全国対応可能 面接通過率20%の厳選された産業医 無料で産業医の変更が可能 親会社は東証グロースに上場 株式会社Avenir(本社:東京都港区赤坂)は、 2011年に設立されたメンタルヘルスソリューション事業を展開する企業です。 『ウェルビーイングのスタンダードを創る』をビジョンとし、 クラウドの活用と企業における最適なメンタルヘルスケアを 全面的にサポートすることによって、 「心身の健康問題を考えることが身近になる世界」 を実現することを目指している企業です。 産業医及び保健師等による役務提供サービスだけでなく、 ストレスチェックやハラスメント相談窓口などを網羅した、 労働者の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス 「ELPIS(エルピス)」をパッケージ化した 「産業医クラウド」を提供しています。 特に代表取締役社長の刀禰真之介代表は、 「人的資本経営」について記した著書、 『部下がイキイキと働く組織の作り方  人的資本経営・健康経営・ウェルビーイングを実現するための考え方』 を日経BP 日本経済新聞出版より2022年12月に発売。 それだけでなく、YouTubeチャンネルにてメンタルヘルスに関する 情報発信をするなど幅広い活躍をしております。 https://youtu.be/uC3GA24mKY4 産業医紹介サービス 「産業医クラウド」の紹介 Avenirが提供している産業医紹介サービス 「産業医クラウド」についてご紹介します。 産業医クラウドの最大の特徴は、 業界最安レベルの料金と産業医の質 この2つを両立したコスパ抜群のサービスとして 10,000事業場に利用されております。 ■初期費用:無料 ■月額費用:3.3万円(税込/税別3万円)〜  費用について各社と比較したい場合は、 こちらのページをご覧ください。 https://sangyoui-guide.com/cost-ranking/ また、産業医クラウドは 女優の安達祐実さんを起用したWebCMでも注目を集めております。 https://youtu.be/I72bE_PH_1Y   メンタルヘルス・休職・復職のサポートを得意とし、 クラウド産業医システムを用いた独自のパッケージにより、 円滑で人事や労務に負担の少ない産業医運用が可能にしています。 そのため、オンライン対応も強みとしており、 新型コロナウイルスによる昨今の問題にも対応しています。 企業規模にかかわらず、従業員の働き方は大きく変化しています。 従業員のメンタルヘルスを適切に行う必要がありますが、 産業医の探し方や、どのような産業医を選ぶべきなのか分からない という声にも適切に対応することが可能です。 産業医の仕事内容  Avenirが紹介する産業医は、 関連法令などに則って以下の業務に従事します。  ■産業医の業務 安全衛生委員会への参加 健康診断 健康診断結果の判定 長時間労働者の面談 ストレスチェックの実施と、事後の面談 職場巡視 社内講話の実施 休職者(復職者)対応 これらの多岐にわたる対応が可能となっています。 またAvenirは産業保健師も紹介しており、 産業医と合わせて紹介してもらうことが可能です。   「産業医クラウド」の特長5つ 冒頭で紹介したAvenirの産業医紹介サービス 「産業医クラウド」の5つの特長について詳しく解説します。 1)徹底したメンタルヘルス対策  産業医のメインの役割はメンタルヘルス対策です。 産業医の提案によって離職・休職率の減少に貢献した実績もあり、 従業員と人事担当双方からの評価が高いです。 過重労働者との面談にも対応しており、 うつ病にかかる前の対策も可能です。   2)厳選された産業医 Avenirは産業医を紹介してもらう企業だけでなく、 "産業医側"からも評価を受けております。 Avenirには年間何百人といった産業医登録の希望がありますが、 すべての産業医を登録させるのではありません。 独自の基準を設けた面接を行っており、 その面接の通過率はわずか20%とされています。  産業医として従業員のメンタルケアをするためには コミュニケーション能力が最も大切な能力なので、 経験や実績だけで採用するよりも重要な基準です。   3)無料で産業医の変更が可能   産業医紹介サービスは数多くありますが、 無料で変更してもらえるサービスは少ないです。 先述したように、 従業員が満足してくれる質の高い面談が重要です。 もし紹介してもらった産業医が自社に合わなかったら 産業医を変更してもらう対応を取る必要があります。   4)1ヶ月以内に紹介 全国に独自の産業医ネットワークがあり、 相談次第ですぐに産業医の紹介をしてもらうことができます。  産業医の設置義務が従業員数によって定められており、 その基準を知らないまま従業員数を超過してしまうケースもあります。   5)47都道府県で実績有り 全国に事業所を設置している企業にとって、 全国対応していないサービスを選択してしまうと 複数の紹介サービスを利用しなければいけなくなります。 そういった場合を回避するには、 全国に紹介実績があるサービスを導入するべきです。 その点「産業医クラウド」は離島や村など人口の少ないエリアも実績があるので安心です。   Avenirの良い評判、悪い評判   Avenirについてインターネット上には、 よい評判も悪い評判も載っています。 インターネット上の評判は主観的かつ エビデンス(科学的根拠)が薄いものが多いですが、 サービスを選定するときはやはり気になります。 そのため、担当者が産業医紹介サービスを選ぶとき、 悪い評判が多くないか確認することも必要です。 そこで、良い評判と悪い評判、その両方を紹介します。 良い評判 そこまで力を入れるような分野でもありませんでしたが、こちらの会社で産業医を見つけてからは、自分たちが思っていた以上の動きを見せてくれたこともあり信頼しています。(参照:https://g.co/kgs/iSorKk) Googleのレビューが荒れていたので最初は少し不安でしたが、 電話口から対面での説明においても、営業さんの対応が素晴らしく、 レビューに書かれていたようなことは全くありませんでした。(参照:https://g.co/kgs/iSorKk) 全体的に満足度の高いサービスだと感じます。WEB上で面談を行えるので利便性が高く、好印象です。担当いただいた方も丁寧だったので安心できました。(参照:https://g.co/kgs/7aTCNh) 悪い評判 悪い評判はほとんど立っておりませんが、 一部のユーザーから悪い口コミも投稿されていました。 基本料金は安いですが、対応は杜撰、質問に対する回答は的を射ない。(参照:https://g.co/kgs/e5wb2R) ただし、この口コミも2021年のものなので、 現在は解消されている可能性があります。   まとめ  Avenir(アベニール)は東証グロース上場企業が運営する、 産業医紹介サービスを中心とした産業保健事業を展開しています。 コスパを重視して健康経営からメンタルケアまで まるっと依頼したい場合におすすめです。 追加料金を求められやすい産業医業界において 明瞭な料金体系で透明性のあるサービスは魅力的です。 産業医の導入をご検討中の方には おすすめのサービスです。 産業医クラウド(avenir産業医)の公式サイトはこちら     おすすめの特集ページはこちら 詳しいランキングはこちらから!   産業医クラウド (avenir産業医) Mステージ エリクシア First call さんぎょうい株式会社 株式公開 東証グロース ※親会社の株式会社メンタル ヘルステクノロジーズ - - 東証プライム - 初期費用 無料 11万円 無料 11万円 無料 月額費用 33,000円 (税抜30,000円) 訪問しない月:22,000円(税抜20,000円) 訪問する月:55,000円(税抜50,000円) 110,000円 (税抜100,000円) オンライン産業医面談・ firstcall健康相談+ ストレスチェック 44,000円 (税抜40,000円) 88,000円 (税抜80,000円) 導入事業場数 10,000以上 事業場 1700以上の事業場 公式サイト記載なし 670以上の事業場 900以上の事業場 オンライン 対応項目 産業医面談 健康メール相談 ストレスチェック メンタルケア診断 ハラスメントホットライン 専門医カウンセリング メンタルケア研修 産業医面談 衛生委員会 健康教育 産業医との調整 定期健診の進捗管理 産業医面談 衛生委員会 ストレスチェック メンタルヘルス研修 マネジメント研修 健康相談 ストレスチェック 産業医面談 産業医面談 キャリアコンサルタント面談 セミナー 特徴 メンタルヘルス対策を最も得意とし、テレワークの働き方にも対応。解約率1%未満と安心の実績。 医師紹介の実績は17年。クラウド管理システム「エムコネクト」で人事業務の効率アップ。 担当産業医をはじめとした様々な専門家がチームとなり、課題解決まで実施。迅速な対応も強み。 オンラインでの面談を実施。匿名でいつでも医師に相談ができるチャットサービスも提供。 担当コーディネーターが全てを調整しトラブルを防ぐ。適切かつ細やかなサポートが望める。 公式サイト 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる      

SMSのリモート産業保健事業の評判やメリットは?

SMSのリモート産業保健事業の評判やメリットは?

この記事では株式会社エス・エム・エス (本社・東京都渋谷区、以下、SMS) のリモート産業保健サービスを紹介します。 「リモート」とついていますがインターネットを使ったサービスは一部であり、SMSのサービスの内容は、企業に産業医を紹介したり企業の産業保健のサポートをするもので、産業医紹介のサービス内容については他社と変わりません。   ただSMSならではのサービスもあるので、 この記事でその詳細を紹介します。   さらに、SMSのサービスに関するインターネット上の評判を紹介します。 良い評判と悪い評判の両方を紹介します。 産業医を探している企業にとって有益な情報ですので、 是非御覧ください!     リモート産業保健サービスの概要、料金   SMSのリモート産業保健サービスは主に次の10項目になります。   産業医の訪問 産業医による従業員面談 産業医による職場巡視 産業保健関連の記録の作成 産業看護職の紹介 ストレスチェック 衛生委員会の運用支援 衛生委員会に関するコンサルティング 産業保健に関する事務作業 企業の産業保健の実務担当者からの相談受け付け   SMSのサービス内容は、 法令で定められた産業保健施策と、 産業保健の実務担当者のサポートの2つで構成されていることがわかります。 このうち、産業医の訪問サービスについてさらに詳しく解説します。   SMSの産業医訪問サービスの内容   SMSの産業医訪問サービスは、 産業医と産業看護職の計2名体制で企業に提供されます。 この2名体制はコストダウンに貢献しています。 SMSの産業医訪問サービスの料金は 初期費用55,000円(税込み、以下同) 月額33,000円以上 交通費となっています。 月額料金は訪問時間などによって異なりますが、 それでも業界最安レベルといえ、これは産業看護職を使っているからです。   産業医の人件費はどうしても高額になってしまうので、 法令などで産業医しか行うことができない行為などを産業医に担当してもらっています。   しかし、実際の産業医の業務では、 事前面談や記録作成、産業医の受け入れ業務、その他事務作業などの業務があります。 これらの業務を、産業医よりは人件費が低額な産業保健師に任せることもできます。   こうした体制によってコストダウンできるだけでなく、 企業の産業保健担当者の負担も大幅に減るはずです。 また、産業保健師も産業保健に精通しているので、 企業が行わなければならないのに漏れている施策があれば、 それを指摘して実施することができます。 企業規模が急に拡大し産業保健業務が追いついていない会社にとっては、産業看護職が「指導者」になるでしょう。   産業医は高ストレス従業員をケア   SMSはリモート産業保健サービスのなかで、特に企業の従業員のストレス対策に力を入れています。   企業にとって従業員のストレス問題やメンタルヘルス問題は、早期に解決したいもののなかなか打開策が見出せない難問になっているのではないでしょうか。 しかもメンタルの問題には、早期に発見して早期に対処すれば軽度のうちに解決できるという特徴があります(*1)。そのためストレス問題を放置することなく、軽度のストレスを受けている従業員からしっかりケアしていったほうがよいでしょう。   SMSのリモート産業保健では、低ストレス層と中ストレス層の予防策は産業看護職が対応し、高ストレス層の相談は産業医が受けるようにしています。 このように作業分担することで、低ストレス従業員にも高ストレス従業員にも対処できるようになります。   *1:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000057499.html   50人未満の事業場はオンラインで対応   事業場に50人以上の従業員がいる場合、企業はその事業場で産業医を選任しなければなりませんが、50人未満の事業場にはその義務がありません。   そのため1つの企業が、50人以上の事業場と50人未満の事業場を持っている場合、前者には産業医が必要になり後者には産業医が要らない、ということになります(*2)。 しかし同じ企業のなかに産業医がいる職場といない職場があると、従業員の間に「産業保健格差」が生じかねません。少人数事業場に産業医をつければ格差は生じませんが、今度はコスト問題が発生します。   そこでSMSでは50人未満の事業場に対し、産業医によるオンライン面談を提供しています。インターネット会議システムを使うので、従業員は産業医と顔と顔を合わせて「会う」ことができます。これならば質の高い産業保健を提供できます。 しかも産業医は出張しなくて済み、効率よく業務を進めることができるのでコストを抑えることができます   *2:https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/a-hotetu.html   運営会社について: 介護やシニアライフ事業も展開   リモート産業保健サービスを運営する株式会社エス・エム・エスは2003年設立。資本金は約23億円で、連結従業員は約3,300人。 SMSのメイン事業は、医師や看護師を医療機関に紹介するキャリア・サポートです。産業医紹介ビジネスはこのなかに含まれます。 その他、介護事業者に対する経営支援サービスや、企業に対するヘルスケア・サポート・サービス、高齢者向け給食サービスなどを展開しています。   SMSのよい評判、悪い評判   インターネット上にはSMSの産業保健事業に関する評判が掲載されています。   いわゆるネットの声は主観的なものが多く、エビデンス(科学的根拠)がないものがほとんどです。しかし人には、よいものを「よい」と指摘して、悪いものには「悪い」という傾向があるので、ネットによい評判が多く載っているサービスは「よいだろう」と推測できますし、悪い評判が多いと「使わないほうがよさそうだ」と判断できます。 そこでネットに掲載された、SMSのよい評判と悪い評判の両方を確認してみます。   よい評判   産業医の紹介から少し離れるのですが、SMSのリモートチャット指導特定保健指導サービスについての評判を紹介します。 ただこのサービスも同じ産業保健分野なので、産業医を探している企業の担当者にも参考になると思います。   娯楽産業のM社は、同社の健康保険組合がSMSのリモートチャット指導特定保健指導サービスを導入しました。この担当者は「遠隔に(リモートチャット)に切り替えたことで、保健指導を受ける従業員の継続率が約20%上がった」と話しています。   別の経済団体の健康保険組合は、このサービスについて「特定保健指導への申込率が、導入前と比較し約10%増え、さらに体重や腹囲も改善した」と評価しています。結果が出ているところは頼もしい限りです。   また実際にリモートチャット指導特定保健指導を受けた従業員は次のようにコメントしています。 「メタボからの脱出に成功し目標体重をクリアすることができました。3カ月前の自分は会社から特定保健指導に選ばれ、後ろ向きの気持ちでしたが、いろんな情報と刺激をもらい、真剣に取り組むことができました」   悪い評判   あるサイトがSMSのリモート産業保健サービスについて「2019年にリリースされた新しいサービスで、運用実績が競合サービスと比べると短い」と指摘して、これがSMSを採用するデメリットになるとしています。 ただこのサイトは「悪い」「駄目」とまではいっていません。   今回リサーチした範囲では、SMSに対する批判的なコメントはこれくらいでした。 「悪評らしい悪評は立っていない」といえるのではないでしょうか。   まとめ~自社にマッチした紹介会社を探そう   SMSのリモート産業保健サービスについてみてきました。しっかりした会社がしっかり事業を展開している、という印象を受けた方が多いのではないでしょうか。   ただ今回のリサーチのなかで「気になる点」があったので指摘しておきます。 SMSは公式サイトのなかで「エス・エム・エスは2003年の設立以来、『高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける』というミッションを実現するために~」と自社を紹介しています(*3)。 情報インフラを強調しているところが気にならないでしょうか。 なぜなら企業に産業医を紹介することは、リアルの人(産業医)をリアルな法人(企業)に引き合わせてリアルに仕事(産業保健業務)をしてもらう行為だからです。情報を強調すると、リアルさが薄れるようなイメージを抱かせる恐れがあります。   企業の産業保健担当者は、産業医の紹介サービスを探すときに、SMSを含め複数の会社に打診してサービス内容や料金を比較して、自社にマッチしたサービスを探すようにするとよいと思います。   *3:https://www.bm-sms.co.jp/company/history/

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