産業医紹介サービスおすすめガイド もう悩まない!産業医の人気の探し方と依頼手続きの3つのポイント
もう悩まない!産業医の人気の探し方と依頼手続きの3つのポイント

もう悩まない!産業医の人気の探し方と依頼手続きの3つのポイント

2019年4月1日から、働き方改革関連法案が施行されました。
突然ですが、あなたの会社が現在依頼している産業医はどのような役割を担っていますか?
今回の働き方改革関連法案の施行と、会社のあり方が社会的に変わってきていることから、産業医の役割の重要性が徐々に高まってきているんです。

今この記事を読んでいるあなたは、「今依頼している産業医はあまり機能していないように感じる……」「もっと社員に寄り添ってくれるような産業医に依頼したい」などと悩んではいませんか?

この記事を読むと、以下のような疑問が解決できます!

この記事を読んでわかること

・産業医ってそもそもなに?
・どうやって産業医を依頼できるの?
・依頼の手続きをするときどんなことに気を付ければいいの?

 

そうすれば、きっと社員の方々含め、あなたの会社がよりいい方向に向くヒントが見つかると思います!

ぜひ最後まで読んで、産業医に依頼するときの参考にしてみてください!

【目次】

目次

1.産業医とは?
2.産業医の探し方は?
 2-1.紹介会社を利用して産業医を探す
 2-2.その他の方法で依頼したいときは
 2-3.産業医と会社のミスマッチをなくすために
3.産業医依頼の手続きをするときの注意点
 3-1.産業医選任の届け出に必要なもの
 3-2.産業医の契約更新について
 3-3.産業医を変更したいときは
4.まとめ

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1.産業医とは?


産業医は、事業場で労働者が心身ともに健康を保てるように専門的な知識を持つという立場から指導や助言、相談を行う医師のことをいいます。
産業医には2種類あって、その会社の条件によって選任義務のかたちが違うので、依頼する産業医も変わってきます。

嘱託産業医:非常勤で、複数の企業を担当している医師がいる。
専属産業医:企業の一社員となり、健康管理室などの部門の構成員として、チーム的に業務を進めていく。

選任義務 条件
選任義務なし 常時50人未満の労働者が働いている事業場
嘱託産業医 常時50人以上999人以下の労働者が働いている事業場
専属産業医 ①常時1,000人以上の労働者が働いている事業場
②常時500人以上で、有害業務(※)に該当する業務を行う事業場
専属産業医2名以上 常時3,000名以上の労働者が働いている事業場

※有害業務とは?…多量の高熱物体(また低温物体)を取り扱う業務及び著しく暑熱(また寒冷)な場所における業務、ラジウム、放射線、X線その他の有害放射線にさらされる業務、土石、柔毛等の塵埃又は粉末を著しく飛散する場所における業務など、「安衛則第13条第1項第2号」により定められている業務のこと。

また、産業医には、以下のようなことを依頼することができます。

  • 衛生委員会への参加
  • 職場巡視
  • 定期健康診断の事後措置
  • 過重労働の対策
  • メンタルヘルス対策
  • 休職面談、復職面談
  • ストレクチェック実施
  • 高ストレス者面接指導

こうやって項目をみるだけでも、会社にとっても、労働者にとっても産業医がどれだけ重要な役割を担っているかであるかがわかりますね。

2.産業医の探し方は?


産業医のお仕事をおさらいできたかなと思いますが、いざ産業医に依頼したいときはどんな方法で探すことができるのでしょうか?
ここからは実際に産業医の探し方についてお話していきます!

2-1.紹介会社を利用して産業医を探す

最近利用される会社が多くなってきたのが、産業医の紹介会社を通して依頼する方法です。
なぜ、利用されるようになってきたのか、産業医紹介会社の特徴をメリットとデメリットに分けてみていきましょう。

〇メリット

・産業医を探す手間が削減される
・紹介会社独自のサポートが充実している
・産業医との間にトラブルが発生しても迅速に対応してもらえる
・契約前に医師の情報だけでなく、人柄や得意分野までを得ることができ、依頼する前にわかる情報が多い
・契約内容の変更を間に入って調整してくれる
・産業医との面接日程を調節してくれる
・各種必要書類を作成してくれる

 

×デメリット

・依頼する産業医への費用に加え、紹介会社への仲介手数料がかかる
・紹介会社によっては依頼できる産業医のスキルが異なることも
・どの紹介会社から選べばいいのかわかりづらい

 

デメリットにあげたようなことにならないために、紹介会社を選ぶときに見るべきポイントを紹介します。

●産業医の登録者数が多いか

多いところだと、15万名以上の産業医の登録がある紹介会社もあります。
登録者数が多ければ、会社に合う産業医が見つかる確率も高くなりますよね。
また、面接後に検討した結果雇わないことになっても、次に依頼したいと思える産業医の候補を見つけるのに時間がかかりません。

●全国に展開しているか

もし、あなたの会社が地方にある、また地方にも事業場があるといった場合には、その場所によっては紹介会社が対応していないこともあります。
そのため、その紹介会社がどの地域に対応しているかを確認する必要があります。

●その紹介会社にはどんなサポートがあるか

例えば、会社と産業医の面接などの日程調整、他社事例の提供、ストレスチェックのツール、事業主に向けてのセミナーなど、会社で自ら行おうとするとかなりの負担となってしまうようなことも、代行するサービスをしています。

このようなことをしっかり確認してから、どの紹介会社に依頼するのかを決めるのがおススメです!
費用に関しては、どうしてもに仲介手数料が必要になってしまいますが、紹介会社はそれ以上のメリットを持っているのではないでしょうか。

2-2.その他の方法で依頼したいときは

「紹介会社を利用せずに産業医に依頼したい!」と考えている場合、以下のような探し方もあるんです。

●地域の医師会に相談する

地域の産業医を紹介してくれるけれど、地域の医師会のため、他の地域の事業場があるときはまた医師会が異なるため、少し手間になってしまいます。

●健康診断を実施している健診機関に紹介してもらう

健康診断とセットで依頼ができて楽だけれど、健康診断の繁忙期に労働者との面談などがおろそかになる場合があります。

●社員の人脈を利用する

元から知り合いであることから、依頼を断られることがあまりないけれど、紹介会社に登録している産業医よりも最新の労務事情に弱い可能性があります。

2-3.産業医と会社のミスマッチをなくすために

プロの産業医に依頼するとはいえ、自分の会社との相性が合うかどうかって心配じゃないですか?
産業医を依頼してから、「ちょっと違ったかも…」なんてことにならないためには、どんなことに気を付ければいいのでしょう。

≪ミスマッチをなくすために意識すること≫

まずは、産業医を探し始める前に自分の会社の課題点が何であるかということを明らかにする必要があります。
「女性が多い職場だから、女性が話しやすそうな産業医に依頼したい」
「メンタル不調者が増えてきたから、面談を積極的に行ってくれる産業医に依頼したい」
など、会社が抱えている課題はそれぞれで、その各企業の悩みに合う産業医がいるはずです。

そのため、会社の課題をはっきりさせておくと、面接をするときにも要望をうまく伝えることができて、より会社にぴったりの産業医に依頼することができます。
また、産業医の専門スキルと費用の条件が合うだけで面接を行う業者もあるのですが、それだと、本質的な課題を解決してくれる産業医には出会えません。
そう考えるとやはり紹介会社選びは大切に思えてきます。

さらに、最近よくあるのが、「労働者のメンタルケアに力を入れたいから、精神科医に依頼をしたい」という場合です。
最初にお話ししたように、産業医の仕事はメンタルケアだけではなく、そのほかの業務改善なども行ってもらえるお仕事でしたよね。

なので、メンタルケアに力を入れたいことを条件にして産業医の見直しを考えると、産業医としてのその他の職務が果たせるかを見ないまま依頼することとなります。
そしてそれが結果的にミスマッチにつながってしまうということもあるのです。
大切なのは産業医としての適性があるかどうかということで、産業医は、精神面をサポートするのみの医師ではないのです!

≪労働衛生コンサルタント≫

ちなみに、労働衛生コンサルタント、労働安全コンサルタントって知っていますか?
このコンサルタントは、厚労省大臣の指定の登録機関で登録を受け、労働衛生に関する専門知識と、豊富な実務経験に基づいた指導力を持ち、事業者からの依頼によって事業場の診断や指導を行う専門家のことです。

この資格は、労働安全衛生法第83条に基づく労働衛生コンサルタント試験(国家試験)に合格すると取れます。
医師や医療従事者以外の合格率は10%程度とされているため、この資格を持っているほとんどの方は医師や医療従事者です。

また、労働衛生コンサルタントと産業医の大きな違いは、選任することが法定事項かどうかです。
50人以上が常時労働する事業場には産業医の選定が必要でしたよね。
産業医は、事業者の意見も聞くことを前提としてですが、事業者に対して勧告権をもっています。
それに対して労働衛生コンサルタントとは契約する義務はなく、勧告権もないです。

労働安全衛生法によると、この仕事は、「労働者の衛生の水準の向上を図るため、事業場の衛生についての診断及びこれに基づく指導を行うこと」とされています。
また、近年のメンタルヘルス対策の注目から、産業医の中でも労働衛生コンサルタントの資格をもっている人に依頼する会社も多いようです。

3.産業医依頼の手続きをするときの注意点

 

依頼したい産業医が決まったら、いよいよ選任の手続きをしなければいけません。
依頼手続きについて今のうちから知っておきましょう。

3-1.産業医選任の届け出に必要なもの

依頼する産業医が決定したら、厚生労働省の労働基準監督署に提出する必要があります。

提出するときに必要なものは以下の3つです。

  1. 産業医選任報告書
  2. 医師免許証のコピー
  3. 産業医認定証のコピー

①は、厚生労働省のホームページからダウンロードすることができます。
書類ができたら、提出先窓口に提出するか、郵送で提出か、電子申請も利用することができます。

出典はこちら:URL ーhttps://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei36/20.html

3-2.産業医の契約更新について

産業医紹介会社を通している場合は、依頼してから1年ごとに自動更新のところが多いみたいです。
けれども、直接産業医と契約を交わして依頼した場合だと、それぞれで契約期間も決めているので確認が必要です。

産業医を設置していない状態になってしまうと、労働安全衛生法に基づき50万円以下の罰金となってしまいます!

3-3.産業医を変更したいときは

新任者を登録するのは、前任者の解任から14日以内に行う必要があるので注意しましょう!

その前に、いざ産業医を変更するとなったときは、今の産業医にその旨を伝える必要がありますよね。
もし、現在の産業医を採用したときに紹介会社を通している場合は、産業医と紹介会社がやりとりしてくれることがあります。

ここでたまにあるのが、直接契約して依頼した産業医と長年の付き合いのうえ、容易にその旨を伝えることができない場合です。
そんなときはその産業医にはそのままでいてもらい、新たに別の産業医に依頼して2人体勢をとっているところもあるみたいです。

また、変更して新たに依頼する産業医の手続きも、先ほどと同じく産業医選任報告書が必要になってきます。
書き込むときに、前任者の氏名と辞任・解任の年月日の記入を必ず忘れてはいけません。
そのままにしていると、前任者の登録が残ることになってしまうので気をつけましょう。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?
産業医の依頼についてお話したことをまとめてみました。

まとめ

・産業医とは、労働者の健康管理を行う医師のことである
・産業医には嘱託産業医と専属産業医があり、どちらに依頼するかは会社の規模による
・産業医紹介会社に依頼すると様々なサポートが受けられる
・その他医師会、健診機関、社員の人脈などの選び方がある
・産業医を探し始める前に会社の課題は何かをはっきりさせる
・労働衛生コンサルタントは専門知識と指導力に長けている
・産業医依頼の選任の届け出には、①産業医選任報告書、 ②医師免許証のコピー、③産業医認定証のコピーが必要
・前任者の解任から14日以内に依頼した新任者の登録が必要

 

産業医に依頼する方法はたくさんあって迷うと思います。
お仕事もあり忙しい中、産業医に依頼することについて考えることも大変ですよね。

産業医を新たに依頼するかしないかはまだ検討段階だとしても、産業医紹介会社に一度相談してみてからどうするのかを決めるのもいいかもしれません。
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Avenirの産業医紹介サービス「産業医クラウド」の評判とは?

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Avenirの産業医紹介サービス 「産業医クラウド」の評判とは? この記事では、 株式会社Avenir(アヴェニール)が展開している 産業医紹介サービス「産業医クラウド」 の評判について解説します。 株式会社Avenirは、 「株式会社メンタルヘルステクノロジーズ」 を親会社にもち産業医事業を展開する企業として 日本の健康経営促進を牽引しています。 Avenirは自社のサービスとして 産業医紹介サービス「産業医クラウド」 産業保健師サービス「保健師クラウド」 医師キャリア支援サービス「ドクターズキャリア」 健康管理システム「健診クラウド」 など様々なサービスを展開して、 多面的に企業のメンタルケアをサポートしています。 そんなAvenirの評判や口コミ、サービス概要、 特徴などを紹介しますので、 Avenirと取り組むべきかお悩みの担当者様は ぜひこの記事を参考にして下さい! なお、本記事を掲載するにあたって調査した内容は こちらのページを参照して下さい。 https://sangyoui-guide.com/avenir/ Avenirとは? Avenirは自社の実績や強みを公式サイトで公開しており、 その内容は以下のとおりです(*1)。 産業医登録数1,549名 導入実績10,000事業場以上 全国対応可能 面接通過率20%の厳選された産業医 無料で産業医の変更が可能 親会社は東証グロースに上場 株式会社Avenir(本社:東京都港区赤坂)は、 2011年に設立されたメンタルヘルスソリューション事業を展開する企業です。 『ウェルビーイングのスタンダードを創る』をビジョンとし、 クラウドの活用と企業における最適なメンタルヘルスケアを 全面的にサポートすることによって、 「心身の健康問題を考えることが身近になる世界」 を実現することを目指している企業です。 産業医及び保健師等による役務提供サービスだけでなく、 ストレスチェックやハラスメント相談窓口などを網羅した、 労働者の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス 「ELPIS(エルピス)」をパッケージ化した 「産業医クラウド」を提供しています。 特に代表取締役社長の刀禰真之介代表は、 「人的資本経営」について記した著書、 『部下がイキイキと働く組織の作り方  人的資本経営・健康経営・ウェルビーイングを実現するための考え方』 を日経BP 日本経済新聞出版より2022年12月に発売。 それだけでなく、YouTubeチャンネルにてメンタルヘルスに関する 情報発信をするなど幅広い活躍をしております。 https://youtu.be/uC3GA24mKY4 産業医紹介サービス 「産業医クラウド」の紹介 Avenirが提供している産業医紹介サービス 「産業医クラウド」についてご紹介します。 産業医クラウドの最大の特徴は、 業界最安レベルの料金と産業医の質 この2つを両立したコスパ抜群のサービスとして 10,000事業場に利用されております。 ■初期費用:無料 ■月額費用:3.3万円(税込/税別3万円)〜  費用について各社と比較したい場合は、 こちらのページをご覧ください。 https://sangyoui-guide.com/cost-ranking/ また、産業医クラウドは 女優の安達祐実さんを起用したWebCMでも注目を集めております。 https://youtu.be/I72bE_PH_1Y   メンタルヘルス・休職・復職のサポートを得意とし、 クラウド産業医システムを用いた独自のパッケージにより、 円滑で人事や労務に負担の少ない産業医運用が可能にしています。 そのため、オンライン対応も強みとしており、 新型コロナウイルスによる昨今の問題にも対応しています。 企業規模にかかわらず、従業員の働き方は大きく変化しています。 従業員のメンタルヘルスを適切に行う必要がありますが、 産業医の探し方や、どのような産業医を選ぶべきなのか分からない という声にも適切に対応することが可能です。 産業医の仕事内容  Avenirが紹介する産業医は、 関連法令などに則って以下の業務に従事します。  ■産業医の業務 安全衛生委員会への参加 健康診断 健康診断結果の判定 長時間労働者の面談 ストレスチェックの実施と、事後の面談 職場巡視 社内講話の実施 休職者(復職者)対応 これらの多岐にわたる対応が可能となっています。 またAvenirは産業保健師も紹介しており、 産業医と合わせて紹介してもらうことが可能です。   「産業医クラウド」の特長5つ 冒頭で紹介したAvenirの産業医紹介サービス 「産業医クラウド」の5つの特長について詳しく解説します。 1)徹底したメンタルヘルス対策  産業医のメインの役割はメンタルヘルス対策です。 産業医の提案によって離職・休職率の減少に貢献した実績もあり、 従業員と人事担当双方からの評価が高いです。 過重労働者との面談にも対応しており、 うつ病にかかる前の対策も可能です。   2)厳選された産業医 Avenirは産業医を紹介してもらう企業だけでなく、 "産業医側"からも評価を受けております。 Avenirには年間何百人といった産業医登録の希望がありますが、 すべての産業医を登録させるのではありません。 独自の基準を設けた面接を行っており、 その面接の通過率はわずか20%とされています。  産業医として従業員のメンタルケアをするためには コミュニケーション能力が最も大切な能力なので、 経験や実績だけで採用するよりも重要な基準です。   3)無料で産業医の変更が可能   産業医紹介サービスは数多くありますが、 無料で変更してもらえるサービスは少ないです。 先述したように、 従業員が満足してくれる質の高い面談が重要です。 もし紹介してもらった産業医が自社に合わなかったら 産業医を変更してもらう対応を取る必要があります。   4)1ヶ月以内に紹介 全国に独自の産業医ネットワークがあり、 相談次第ですぐに産業医の紹介をしてもらうことができます。  産業医の設置義務が従業員数によって定められており、 その基準を知らないまま従業員数を超過してしまうケースもあります。   5)47都道府県で実績有り 全国に事業所を設置している企業にとって、 全国対応していないサービスを選択してしまうと 複数の紹介サービスを利用しなければいけなくなります。 そういった場合を回避するには、 全国に紹介実績があるサービスを導入するべきです。 その点「産業医クラウド」は離島や村など人口の少ないエリアも実績があるので安心です。   Avenirの良い評判、悪い評判   Avenirについてインターネット上には、 よい評判も悪い評判も載っています。 インターネット上の評判は主観的かつ エビデンス(科学的根拠)が薄いものが多いですが、 サービスを選定するときはやはり気になります。 そのため、担当者が産業医紹介サービスを選ぶとき、 悪い評判が多くないか確認することも必要です。 そこで、良い評判と悪い評判、その両方を紹介します。 良い評判 そこまで力を入れるような分野でもありませんでしたが、こちらの会社で産業医を見つけてからは、自分たちが思っていた以上の動きを見せてくれたこともあり信頼しています。(参照:https://g.co/kgs/iSorKk) Googleのレビューが荒れていたので最初は少し不安でしたが、 電話口から対面での説明においても、営業さんの対応が素晴らしく、 レビューに書かれていたようなことは全くありませんでした。(参照:https://g.co/kgs/iSorKk) 全体的に満足度の高いサービスだと感じます。WEB上で面談を行えるので利便性が高く、好印象です。担当いただいた方も丁寧だったので安心できました。(参照:https://g.co/kgs/7aTCNh) 悪い評判 悪い評判はほとんど立っておりませんが、 一部のユーザーから悪い口コミも投稿されていました。 基本料金は安いですが、対応は杜撰、質問に対する回答は的を射ない。(参照:https://g.co/kgs/e5wb2R) ただし、この口コミも2021年のものなので、 現在は解消されている可能性があります。   まとめ  Avenir(アベニール)は東証グロース上場企業が運営する、 産業医紹介サービスを中心とした産業保健事業を展開しています。 コスパを重視して健康経営からメンタルケアまで まるっと依頼したい場合におすすめです。 追加料金を求められやすい産業医業界において 明瞭な料金体系で透明性のあるサービスは魅力的です。 産業医の導入をご検討中の方には おすすめのサービスです。 産業医クラウド(avenir産業医)の公式サイトはこちら     おすすめの特集ページはこちら 詳しいランキングはこちらから!   産業医クラウド (avenir産業医) Mステージ エリクシア First call さんぎょうい株式会社 株式公開 東証グロース ※親会社の株式会社メンタル ヘルステクノロジーズ - - 東証プライム - 初期費用 無料 11万円 無料 11万円 無料 月額費用 33,000円 (税抜30,000円) 訪問しない月:22,000円(税抜20,000円) 訪問する月:55,000円(税抜50,000円) 110,000円 (税抜100,000円) オンライン産業医面談・ firstcall健康相談+ ストレスチェック 44,000円 (税抜40,000円) 88,000円 (税抜80,000円) 導入事業場数 10,000以上 事業場 1700以上の事業場 公式サイト記載なし 670以上の事業場 900以上の事業場 オンライン 対応項目 産業医面談 健康メール相談 ストレスチェック メンタルケア診断 ハラスメントホットライン 専門医カウンセリング メンタルケア研修 産業医面談 衛生委員会 健康教育 産業医との調整 定期健診の進捗管理 産業医面談 衛生委員会 ストレスチェック メンタルヘルス研修 マネジメント研修 健康相談 ストレスチェック 産業医面談 産業医面談 キャリアコンサルタント面談 セミナー 特徴 メンタルヘルス対策を最も得意とし、テレワークの働き方にも対応。解約率1%未満と安心の実績。 医師紹介の実績は17年。クラウド管理システム「エムコネクト」で人事業務の効率アップ。 担当産業医をはじめとした様々な専門家がチームとなり、課題解決まで実施。迅速な対応も強み。 オンラインでの面談を実施。匿名でいつでも医師に相談ができるチャットサービスも提供。 担当コーディネーターが全てを調整しトラブルを防ぐ。適切かつ細やかなサポートが望める。 公式サイト 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる 公式サイト をみる      

SMSのリモート産業保健事業の評判やメリットは?

SMSのリモート産業保健事業の評判やメリットは?

この記事では株式会社エス・エム・エス (本社・東京都渋谷区、以下、SMS) のリモート産業保健サービスを紹介します。 「リモート」とついていますがインターネットを使ったサービスは一部であり、SMSのサービスの内容は、企業に産業医を紹介したり企業の産業保健のサポートをするもので、産業医紹介のサービス内容については他社と変わりません。   ただSMSならではのサービスもあるので、 この記事でその詳細を紹介します。   さらに、SMSのサービスに関するインターネット上の評判を紹介します。 良い評判と悪い評判の両方を紹介します。 産業医を探している企業にとって有益な情報ですので、 是非御覧ください!     リモート産業保健サービスの概要、料金   SMSのリモート産業保健サービスは主に次の10項目になります。   産業医の訪問 産業医による従業員面談 産業医による職場巡視 産業保健関連の記録の作成 産業看護職の紹介 ストレスチェック 衛生委員会の運用支援 衛生委員会に関するコンサルティング 産業保健に関する事務作業 企業の産業保健の実務担当者からの相談受け付け   SMSのサービス内容は、 法令で定められた産業保健施策と、 産業保健の実務担当者のサポートの2つで構成されていることがわかります。 このうち、産業医の訪問サービスについてさらに詳しく解説します。   SMSの産業医訪問サービスの内容   SMSの産業医訪問サービスは、 産業医と産業看護職の計2名体制で企業に提供されます。 この2名体制はコストダウンに貢献しています。 SMSの産業医訪問サービスの料金は 初期費用55,000円(税込み、以下同) 月額33,000円以上 交通費となっています。 月額料金は訪問時間などによって異なりますが、 それでも業界最安レベルといえ、これは産業看護職を使っているからです。   産業医の人件費はどうしても高額になってしまうので、 法令などで産業医しか行うことができない行為などを産業医に担当してもらっています。   しかし、実際の産業医の業務では、 事前面談や記録作成、産業医の受け入れ業務、その他事務作業などの業務があります。 これらの業務を、産業医よりは人件費が低額な産業保健師に任せることもできます。   こうした体制によってコストダウンできるだけでなく、 企業の産業保健担当者の負担も大幅に減るはずです。 また、産業保健師も産業保健に精通しているので、 企業が行わなければならないのに漏れている施策があれば、 それを指摘して実施することができます。 企業規模が急に拡大し産業保健業務が追いついていない会社にとっては、産業看護職が「指導者」になるでしょう。   産業医は高ストレス従業員をケア   SMSはリモート産業保健サービスのなかで、特に企業の従業員のストレス対策に力を入れています。   企業にとって従業員のストレス問題やメンタルヘルス問題は、早期に解決したいもののなかなか打開策が見出せない難問になっているのではないでしょうか。 しかもメンタルの問題には、早期に発見して早期に対処すれば軽度のうちに解決できるという特徴があります(*1)。そのためストレス問題を放置することなく、軽度のストレスを受けている従業員からしっかりケアしていったほうがよいでしょう。   SMSのリモート産業保健では、低ストレス層と中ストレス層の予防策は産業看護職が対応し、高ストレス層の相談は産業医が受けるようにしています。 このように作業分担することで、低ストレス従業員にも高ストレス従業員にも対処できるようになります。   *1:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000057499.html   50人未満の事業場はオンラインで対応   事業場に50人以上の従業員がいる場合、企業はその事業場で産業医を選任しなければなりませんが、50人未満の事業場にはその義務がありません。   そのため1つの企業が、50人以上の事業場と50人未満の事業場を持っている場合、前者には産業医が必要になり後者には産業医が要らない、ということになります(*2)。 しかし同じ企業のなかに産業医がいる職場といない職場があると、従業員の間に「産業保健格差」が生じかねません。少人数事業場に産業医をつければ格差は生じませんが、今度はコスト問題が発生します。   そこでSMSでは50人未満の事業場に対し、産業医によるオンライン面談を提供しています。インターネット会議システムを使うので、従業員は産業医と顔と顔を合わせて「会う」ことができます。これならば質の高い産業保健を提供できます。 しかも産業医は出張しなくて済み、効率よく業務を進めることができるのでコストを抑えることができます   *2:https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/anzen_eisei/a-hotetu.html   運営会社について: 介護やシニアライフ事業も展開   リモート産業保健サービスを運営する株式会社エス・エム・エスは2003年設立。資本金は約23億円で、連結従業員は約3,300人。 SMSのメイン事業は、医師や看護師を医療機関に紹介するキャリア・サポートです。産業医紹介ビジネスはこのなかに含まれます。 その他、介護事業者に対する経営支援サービスや、企業に対するヘルスケア・サポート・サービス、高齢者向け給食サービスなどを展開しています。   SMSのよい評判、悪い評判   インターネット上にはSMSの産業保健事業に関する評判が掲載されています。   いわゆるネットの声は主観的なものが多く、エビデンス(科学的根拠)がないものがほとんどです。しかし人には、よいものを「よい」と指摘して、悪いものには「悪い」という傾向があるので、ネットによい評判が多く載っているサービスは「よいだろう」と推測できますし、悪い評判が多いと「使わないほうがよさそうだ」と判断できます。 そこでネットに掲載された、SMSのよい評判と悪い評判の両方を確認してみます。   よい評判   産業医の紹介から少し離れるのですが、SMSのリモートチャット指導特定保健指導サービスについての評判を紹介します。 ただこのサービスも同じ産業保健分野なので、産業医を探している企業の担当者にも参考になると思います。   娯楽産業のM社は、同社の健康保険組合がSMSのリモートチャット指導特定保健指導サービスを導入しました。この担当者は「遠隔に(リモートチャット)に切り替えたことで、保健指導を受ける従業員の継続率が約20%上がった」と話しています。   別の経済団体の健康保険組合は、このサービスについて「特定保健指導への申込率が、導入前と比較し約10%増え、さらに体重や腹囲も改善した」と評価しています。結果が出ているところは頼もしい限りです。   また実際にリモートチャット指導特定保健指導を受けた従業員は次のようにコメントしています。 「メタボからの脱出に成功し目標体重をクリアすることができました。3カ月前の自分は会社から特定保健指導に選ばれ、後ろ向きの気持ちでしたが、いろんな情報と刺激をもらい、真剣に取り組むことができました」   悪い評判   あるサイトがSMSのリモート産業保健サービスについて「2019年にリリースされた新しいサービスで、運用実績が競合サービスと比べると短い」と指摘して、これがSMSを採用するデメリットになるとしています。 ただこのサイトは「悪い」「駄目」とまではいっていません。   今回リサーチした範囲では、SMSに対する批判的なコメントはこれくらいでした。 「悪評らしい悪評は立っていない」といえるのではないでしょうか。   まとめ~自社にマッチした紹介会社を探そう   SMSのリモート産業保健サービスについてみてきました。しっかりした会社がしっかり事業を展開している、という印象を受けた方が多いのではないでしょうか。   ただ今回のリサーチのなかで「気になる点」があったので指摘しておきます。 SMSは公式サイトのなかで「エス・エム・エスは2003年の設立以来、『高齢社会に適した情報インフラを構築することで人々の生活の質を向上し、社会に貢献し続ける』というミッションを実現するために~」と自社を紹介しています(*3)。 情報インフラを強調しているところが気にならないでしょうか。 なぜなら企業に産業医を紹介することは、リアルの人(産業医)をリアルな法人(企業)に引き合わせてリアルに仕事(産業保健業務)をしてもらう行為だからです。情報を強調すると、リアルさが薄れるようなイメージを抱かせる恐れがあります。   企業の産業保健担当者は、産業医の紹介サービスを探すときに、SMSを含め複数の会社に打診してサービス内容や料金を比較して、自社にマッチしたサービスを探すようにするとよいと思います。   *3:https://www.bm-sms.co.jp/company/history/

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